The 2021 Housing Crash を意訳してみる

2021年に起こる住宅市場の暴落を予測する。

(注)英語の勉強を兼ねて、基本的に翻訳と一部内容の明確化のみを実施しています。その為、自身の感想や見解を反映したものではありません。

Ken McElroy

https://www.youtube.com/watch?v=hF1H1qfW15Y

0:18 強気の住宅市場、弱気の住宅市場

 結局、需要と供給が大切

1:30 何故コロナ下にも関わらず、住宅価格は向上し、成立までの期間が短くなっているのか?

1:46 要素1 市場に出ている住宅の数が少なく、買いたい人が多ければ住宅価格は上がる

2:32 要素2 金利が安ければ住宅の価格は上がる(1%金利が下がれば、住宅価格が10%上がるといわれることもある)

3:30 要素3 雇用及び収入が安定している必要がある

5:23  雇用及び収入の安定について深堀

 データーを抑えることが何よりも大切

2020 年12月3日のEconomic Policy Institute の記事*1 によれば2020年11月最終週だけで100万人が失業保険を申請している。71万2000人がUI(Unemployment Insurance), 28万9000人がPUA(Pandemic Unemployment Assistance).

2020 年9月17日のEconomic Policy Institute の記事*2 によれば1300万人以上が失業保険と景気刺激用給付無しでは貧困状態に陥る

2020年5月27日のNew York Timesの記事*3 によれば、3800万以上が失業申請をしている。その多くは世帯年収40,000 USD であった。

12:55 住宅の供給事情、在庫について深堀

  Zillow では市場に出ている物件数は、前年比28%減。NY市に限ると57%減。また大都市から郊外へ人が移動している傾向が見て取れる。その為一時的には住宅価格は上がっている。

17:30 今後あなたが出来ることと可能性

 現在上昇している価格は、コロナ下において政策金利を下げていること、政府が給付金を配布したり、家賃滞納、ローン支払いの遅延、を一時的に認めていること、家賃滞納による追い出しを禁止していること、コロナ下で住宅建設が遅延したり、家を売ろうとしている人が減ったこと、等の特殊な条件が重なり起きていると考えられ、2021年中、早ければ初旬、遅くても終盤には補助金の停止、追い出し禁止令の解除が行われ住宅価格の下落が起こると予想される。

*1 One million people applied for unemployment insurance last week , Posted December 3 , 2020 by Heidi Shierholtz

*2 Over 13 million more people would be in poverty without unemployment insurance and stimulus payments, Ben zipperer

*3 An ‘Avalanche of Evictions’ Could Be Bearing Down on America’s Renters, By Sarah Mervosh
https://www.nytimes.com/2020/05/27/us/coronavirus-evictions-renters.html